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診療内容MEDICAL
精密根管治療
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一般的に根管治療の再治療の成功率は、多くの研究から60~70%とされていますが、現実はもっと低いものと想像されます。私たちは、それを約90%まで引き上げることができると考えています。
他院で「抜歯」と宣告された歯でも、当院が実施している「精密根管治療」を実施することで、歯を残せる可能性が高まります。
ご自身の歯を大切にしたい方は、名駅ナディア歯科へ一度ご相談ください。
「歯の神経を抜く治療」と聞くと、簡単な処置のように思われがちですが、根管治療は歯科治療の中でも特に難易度の高い治療です。
というのも、神経を取った後の歯の内部(根管)をどれだけ丁寧に、そして確実にきれいにできるかが、その歯の寿命を大きく左右するからです。
もし、最初の根管治療でしっかりとした処置ができていないと、歯の中に残った細菌が再び繁殖してしまい、再発を繰り返す原因になります。
そして、何度も再治療を続けた結果、最終的には抜歯せざるを得ないというケースも少なくありません。
だからこそ、根管治療は最初の段階から「見えない部分まで、いかに精密に処置できるか」がとても大切なのです。
日本では根管治療に保険が適用でき、多くの方が保険の範囲内で治療を受けています。しかし保険診療では使用できる器具や治療にかけられる時間に制限があり、充分な治療を行うのには限界があるというのが現実です。
つまり保険治療は「費用が安い」というメリットの一方で、治療精度を低くする要因にもなっているのです。
根管治療は、実は「誰でも同じようにできる治療」ではありません。
アメリカをはじめとする先進国では、根管治療は「一般歯科」とは明確に区別され、専門のドクターが担当するのが一般的です。アジア諸国でも同様で、歯の根の治療はそれほど高い専門性と技術力が求められる治療とされています。
たとえ治療後に美しいセラミックの歯を入れても、根管治療がしっかり行われていなければ、歯の中で再び細菌が繁殖し、やり直しになってしまうことも。
見た目がきれいでも「中身(根っこ)が不安定」では、意味がないのです。
再発を防ぎ、長く歯を保つためには、根管治療の専門的な知識と技術をもつ医師による治療が何より大切です。
当院では、ペンシルベニア大学歯内療法学 准教授であり、世界的なエンドの専門家であるサムエル・クラッチマン先生のマイクロエンドコースをドクターが受講しています。
世界基準の根管治療を名古屋でご提供できる体制を整えていますので、どうぞ安心してご相談ください。
マイクロスコープとは、歯科用の顕微鏡のこと。肉眼では見えない細かな部分まで、数倍に拡大して確認できるため、より正確で繊細な治療が可能になります。
従来の治療は、感覚や経験に頼る部分もありましたが、マイクロスコープを使用することで、虫歯や根の中の状態などをはっきり確認しながら治療を進めることができます。
特に、歯の神経治療や歯を残すための処置では、マイクロスコープの活用が非常に効果的です。精密な視野があるからこそ、無駄に歯を削らず、「抜歯を避ける」可能性も高まります。
通常の歯科治療では、平面的なレントゲン画像(デンタルレントゲン)で診断を行いますが、二次元の画像では見落としが起こることもあります。
当院では、より精密な診査・診断を行うために、三次元で撮影できる歯科用CTを活用しています。
これにより、通常のレントゲンでは見えない角度や位置からも骨の状態や病変の有無を確認でき、治療の正確性が飛躍的に向上します。
特に、根の先の病気(根尖病巣)や親知らずの位置、インプラント前の骨の確認などにおいて、CTは大きな力を発揮します。
ラバーダム防湿とは、治療する歯以外を薄いゴム製シートで覆いかぶせて口腔内の唾液や細菌による治療部位への感染を防止する道具です。
ラバーダムを使用することで、様々な口腔内細菌が根管に侵入するのを防ぎ、無菌的な処置を行うことが可能になります。
根管治療(歯の根の治療)では、専用の器具で歯の内部を丁寧に削り、感染した部分を取り除いていきます。このとき、削った際に出る「削りカス」には細菌が多く含まれているため、しっかりと洗浄・殺菌することがとても大切です。しかし、手作業だけではこの削りカスを完全に取り除くことはできません。
そこで当院では、科学的アプローチによる洗浄・殺菌を取り入れています。
具体的には、
・高濃度次亜塩素酸水
・EDTA(エチレンジアミン四酢酸)
・3mix(抗菌剤の組み合わせ)
といった薬剤を使い、根の中をしっかり消毒・殺菌します。
これにより、細菌の再感染や病気の再発を防ぎ、治療の成功率を高めることができます。
根管治療をする際、根管内の深さを正確に知る必要があります。当院ではこの深さを把握するため、根管長測定器というものを利用しています。
これは根尖(根の先)までの距離が非常に正確に計測できる優れものです。
根管治療(歯の神経の治療)は、通院回数が多くなりがちなイメージがあるかもしれません。
しかし、当院の精密根管治療では、1回1回の処置にしっかりと時間をかけて、集中的に治療を進めることで、平均3回程度の通院で治療が完了します。
保険診療では、1回の処置時間に制限があるため、どうしても回数が多くなり、治療期間も長引きがちです。治療期間が長くなると、治療中に再び感染してしまうリスクも高まってしまいます。
当院では、
・高度な設備
・経験豊富な歯科医師
・時間をしっかり確保した治療体制
これらを整えることで、短期間・少ない通院回数で、より確実な根管治療を行っています。
「何度も通うのは大変」「早くしっかり治したい」という方も、安心してご相談ください。
患者様のお口の中をチェックし、これまでの経緯や不安・不満などをお伺いします。疑問や不安に思うことがあれば、お気軽にお尋ねください。
レントゲン検査・CT検査から精密に検査を行います。口腔内の検査結果をもとに、患者様の口腔内の状況や必要な処置、治療期間と費用などをお伝えします。 口腔内に腫れや痛みがある場合は、根管治療開始までの一時的な処置を行います。
新たな細菌感染を根管内に起こさないよう、ラバーダムというゴムのシートを用いて、根管治療を行う歯を隔離します。
そしてマイクロスコープで歯の状態を細かく確認したうえで、超音波器具などで丁寧に細菌を死滅させ、根管内に細菌がないように綺麗に殺菌、掃除していきます。
感染物質を取り除いた根管は、空洞になっています。 そのまま残すと細菌が入り込んで繁殖し、虫歯の再発のリスクへと繫がります。 そのため、感染源が侵入しないよう、洗浄・消毒が完了したら、最後に詰め物(充填材)で隙間なく封鎖します。 これで根管治療の処置は完了となります。
根管治療終了後は被せ物の処置に入ります。 いくら良い根管治療ができてもその後の被せ物の適合精度が甘いと被せ物と残った歯のすき間から細菌が侵入し再び虫歯になってしまう可能性があります。 当院では、技工士との密な連携をとり適合精度を高めた被せ物の処置を行います。
治療終了後も、ブラッシングが不十分であったり、メンテナンスを怠ることで再発します。
3ヶ月に1度くらいの頻度で、歯科医院にて、担当の歯科衛生士によるメンテナンスを行いましょう。
といった気になる症状があれば、“圧倒的な症例数”と“大学病院レベルの技術・設備”を備えた当院なら、歯を残せる可能性が高まります。
ご自身の歯を大切にしたい方は、名駅ナディア歯科へ一度ご相談ください。
勿論100%とは言い切れませんが、難症例と言われる根管治療の経験も多数あります。
マイクロスコープで行う根管治療で歯を残せる確率は大幅に上がります。
他院で抜歯と診断された場合でもあきらめずにご相談ください。
当院で診査診断を行い、残せるかどうか見極めたいと思います。
進行度合いなどによって治療期間は異なります。
平均して1~3回の通院が必要になります。
治療に入る前に、おおよその治療期間はお伝えしますのでお気軽にご質問ください。
歯の神経を取り終わり、歯にかぶせ物をした歯に再感染が起こり、根の先端に炎症が波及すると痛みが出ます。
ストレスや疲れが溜まっていたり、体調不良などによって免疫が下がりその炎症が大きくなると、痛みや、腫れ、違和感が起こります。
このような場合は、再度根管治療を行うこともあります。行わない場合もありますが、定期的にレントゲンを撮影し、経過観察を行い、状態が進行しましたら再治療を行うこともあります。
歯の神経を取るのは歯の神経が菌に感染してしまい、炎症が可逆性でなく、元に戻らないと判断されたときです。痛みがある=歯の神経をとる、ということではないのでご安心ください。当院では、なるべく歯の神経を取らないように、覆髄処置を行ったり、歯の神経に達する穴を開けないためにルーペやマイクロスコープを使用して、視野を拡大して治療を行なっています。歯の神経を取ると不安になってる方のご相談、何でもお受けします。
名古屋駅から徒歩1分
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