医院紹介CLINIC
診療内容MEDICAL
歯ぐきの再生治療
revival
本来であれば歯ぐきにしっかり覆われているはずの歯の根元が、むき出しのように見えている状態を「歯肉退縮(しにくたいしゅく)」といいます。
歯肉退縮の原因はさまざまで、例えば歯周病が進行した場合や、強すぎる力で歯みがきをしている場合などに起こります。また、年齢とともに歯ぐきが下がることもありますが、実は20代・30代の若い方でも見られることがあります。
一度下がってしまった歯ぐきは、自然に元の状態に戻ることはほとんどありません。進行を防ぎ、適切なケアを行うことが大切です。
「これって歯肉退縮かも?」と気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。お口の状態に合わせたアドバイスやケア方法をご案内いたします。
名駅ナディア歯科では、人工の補填材や専用薬剤を用い、他部位からの移植によって歯槽骨・歯肉を再生させる歯周組織再生療法を行っています。
「見た目が気になり悩んでいる。」「どこでどうやって治療してもらえばよいかわからなくて困っている」という方が当院に多くいらっしゃいます。
歯ぐきのことでお悩みの方は、名駅ナディア歯科へお気軽にご相談ください。
歯の周りの歯肉が痩せて、本来歯肉に隠れている
歯根が露出した状態を「歯肉退縮」と呼びます。過去の報告で「歯肉退縮部位をそのまま放置すると、たとえ口腔衛生状態が良くても長期的にはさらなる歯肉退縮が高い確率で生じる」と報告されています。歯肉退縮はゆっくりと進行するために、気がつかずに進行していく場合が多いです。
かぶせ治療を行うにあたり、歯の周りに5mm以上の十分な歯ぐきがある場合はよいですが、歯ぐきが不足している場合は、痛みにより歯ブラシを当てづらくなり、炎症が生じやすいなどの将来的な問題を生じるリスクが高まります。
一般的に歯を抜歯すると、歯の支えとして機能していた骨が吸収し、それに伴って歯ぐきも元の状態より凹んで治癒します。
特に歯周病などの影響で骨を失った状態で抜歯すると、抜歯後の凹みは大きくなります。
抜歯後の歯ぐきの凹みは、汚れのたまり場となって残ります。そして、歯肉の形態によってはご自身でのお手入れが非常に難しくなることがあります。治療結果が長持ちするためには、ご自身でお手入れできる環境づくりが必要不可欠です。
また、歯ぐきの凹みが前歯に生じてしまうと、審美的にも非常に大きなマイナスを生じてしまうことがあります。
歯肉退縮で歯ぐきが下がってしまった部分に、別の場所の歯肉を移植する方法の一つです。
歯肉の
・外側の部分(上皮組織)
・固く骨についている部分(結合組織)
の両方を、主に上顎から歯肉を採取して、上皮組織ごと移植して縫合します。
移植後、1〜2週間後に抜糸を行います。
上記の遊離歯肉移植術が「歯肉の外側」「内側の固い部分」の両方を移植するのに対して、
結合組織移植術では、「内側の固い部分」のみを移植します。
「歯肉の外側」を移植しない理由は、歯肉の外側は部位によって色が違うので、移植後に色が合わないことがあるからです。
結合組織移植術では、歯肉の色も元の部位の色のまま行うことができることがメリットです。
VISTAテクニックは、歯ぐきが下がった部分(歯肉退縮)の根面を覆うための比較的新しい術式です。歯肉に小さな切開を加えてトンネル状の空間を作り、そこに移植片や再生材料を挿入して歯肉を引き上げる方法です。この手法は、主に審美性や機能性の回復を目的とし、従来の術式に比べて患者の負担が軽減される点が特徴です。
愛知県内では歯周病や歯周外科治療に積極的に取り組んでいるクリニックは限られています。当院では、そうした中でも高度な技術と経験を活かし、「抜歯が必要」と診断された多くの患者様の歯を守ってきました。
特に、歯ぐきが大きくやせていたり、あごの骨が少ないといった重度の歯周病の方にも、適切な治療を提供してまいりました。歯科医院によっては、技術や設備の違いにより対応できる治療範囲が異なることもあります。
当院では、患者様ご自身がさまざまな治療法を正しく理解し、納得したうえで最適な方法を選べるよう、丁寧な説明を心がけています。
治療が終わっても数か月メンテナンスを怠れば、すぐにまた再発する可能性があります。
日々の適切なブラッシングと、定期的なメンテナンスは再発防止には絶対に欠かせないものなのです。
残念ながら治療の終了を境に、また歯科医院から足が遠ざかってしまう方も数多くいらっしゃいます。しかし、当面の大きなリスクを回避しただけで、リスクがゼロになった訳ではありません。当院では幅広い知識と経験を持った歯科医師と歯科衛生士が密接に連携することで、再発を防ぐ処置、生活習慣に対するアドバイスなどしっかりご案内させていただきます。
お口の健康を維持するために前向きに取り組んでいきましょう。
□歯ぐきが下がってきて、見た目が気になる
□歯ブラシをしたら歯ぐきが痛い
□歯ぐきが痩せて、昔より歯が長くなったように見える
□矯正治療後、歯ぐきが下がってしまった
このようなお悩みの方は、“圧倒的な症例数”と“大学病院レベルの技術・設備”を備えた当院へ、まずはご相談ください。
名駅ナディア歯科の親知らず専門外来では、大学病院での抜歯経験が豊富な医師が対応。専門チームによる確かな診療体制を整えています。当院では、他院で断られた症例にも対応しております。気になる症状がございましたら、どうぞ安心して当院へご相談ください。
名古屋駅から徒歩1分
©meieki-nadya-dental-office.com